ベースブレッドのGI値ってどのくらいなの?
こんな疑問にお答えします。
結論、公式からGI値に関する言及はありません。
ただ、原材料からおおよその値を算出できるので、今回はそれをお伝えしていきます。
結論は、以下の通りです。
ベースブレッドのGI値は65~70程度
GIの考え方や小麦全粒粉の様々なGI値について記事の中で詳しく解説します。
そもそもGIって何?
GIとは、食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値のことを言います。
GI値が高い=血糖値の上昇度合いが高い、ということ。
血糖値が急激に上がると、血液中の糖を処理するために多量のインスリンが分泌され、今度は一気に血糖値が下降します。
※インスリンとは、血糖値を一定に保つ働きを持つホルモンのことです。(参考:e-ヘルスネット)
これにより、様々な悪影響が発生します。
- 体に脂肪をため込みやすくなる=太りやすく
- 眠くなる
- イライラしやすくなる
お昼ごはんにかつ丼を食べて、午後の仕事が眠くなるという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?
一般的にGI値の目安は以下のように定められています。(シドニー大学、グルコースを基準(100)とした場合)
- GI値70以上:高GI食品
- GI値56~69:中GI食品
- GI値55以下:低GI食品
ベースブレッドのGI値
ベースブレッドの正確なGI値は不明です。
ベースブレッドは、主に「小麦全粒粉」が使用されているため、ベースブレッドのGI値≒小麦全粒粉のGI値と本記事では定義します。
ネットで情報を探してみると、小麦全粒粉パンのGI値は様々な数字が書かれています。
GI値は50という記述もいくつか見かけますが、シドニー大学のデータベースや研究結果を参考にすると、GI値は約65~70と言えそうです。
よって、
ベースブレッドのGI値は65~70程度
このように認識しておけばよいでしょう。中GI食品に近いと言えます。
その他食品のGI値
シドニー大学の提供するデータベースをもとに、そのほかのGI値を見ていきましょう。
白小麦のパンも75とあまり変わらないように見えますが、小麦全粒粉配合パンの食後血糖値上昇抑制効果の研究結果で、全粒粉のパンは白小麦のパンと比べると血糖値上昇が抑えられることが分かっています。
血糖値を上げにくくするための注意点
血糖値を上げにくくするために気を付けると良いことを2つお伝えします。
- 高GIのモノとの食べ合わせに気を付ける
- 低GIのモノから食べる(食物繊維が多いほどよい)
それぞれ見ていきましょう。
高GIのモノとの食べ合わせに気を付ける
特にアレンジを頻繁にする方は注意です。
せっかくの中GI食品であっても、高GIと食べてしまうと結局、血糖値が上がりやすくなってしまいます。
こしあんやつぶあんをプレーンに挟んで食べると非常に美味しいですが、GI値が約80もあるので注意です。
低GIのモノから食べる(食物繊維が多いほどよい)
お手軽な方法としては、食べる順番を意識することです。
食物繊維の多く含まれる野菜やキノコを先に食べるという方法です。
とはいえ、ベースブレッドもかなり食物繊維が入っているので、それ自体で急激な血糖値上昇が抑えられているとも考えられますね。
ベースブレッドのGI値は65~70程度│血糖値は上がりにくい
ベースブレッドのGI値は65~70程度
このGI値に関しては、あくまで目安です。(基準とする値によっても変わることがあるため)
ただ、普通の菓子パンを食べるよりも、全粒粉であるベースブレッドを食べる方が血糖値が上がりにくいというのは間違いありません。
ダイエットにも活用できるでしょう。
もしベースブレッドの購入を迷われているのであれば、一度試してみることをおすすめします!